好評

ドラマチック日本語コミュニケーション : 「演劇で学ぶ日本語」リソースブック

野呂博子・平田オリザ・川口義一・橋本慎吾 編

日本語教育史上初となる「演劇」を活用した教室活動のリソースブック。さらに、劇作家平田オリザ監修の書き下ろしシナリオを活用ガイドとともに収録。日本語学習者の口語コミュニケーション能力を高めたい日本語教師は必読です。

好評

J-CATオフィシャルガイド : コンピュータによる自動採点日本語テスト

今井新悟編著 赤木彌生・中園博美著

インターネット上で日本語学習者が日本語能力を測ることのできるテストJ-CATの公式ガイドブック。

好評

現代日本語指示詞の総合的研究

堤 良一 著

金水・田窪(1990)による談話管理理論に基づく研究や、庵(1997)による文脈指示用法に関する研究などの先行研究を詳細に検証した上で、現場指示用法と文脈指示用法を単一かつ単純に説明できる画期的なモデルを構築する。今後の指示詞研究は、本書抜きに語れない。

好評

今帰仁方言アクセントの諸相

小川晋史 著

沖縄本島北部の今帰仁村で使われる今帰仁方言のアクセント研究。既存資料と独自のフィールドワークによって得られたデータをもとにした体系の記述をはじめとして、音韻理論・社会言語学・歴史言語学など複数の視点から詳細な分析を加えている。巻末に、膨大な量のアクセント資料を収録。。

シリーズ 多文化・多言語主義の現在

「開かれた日本」の構想 : 移民受け入れと社会統合

北脇保之 編

同化主義の陥穽に陥ることなく社会統合を行うことは可能なのか? 地方自治・経済・法律・教育・日本語教育・労働・福祉・地域の現場で、「多文化共生」の旗印の下に行われてきた、さまざまな実践を踏まえ、「開かれた日本」の在り方を模索する。巻頭に、中川正春氏を交えた座談会を収録。

好評

にほんごこれだけ! 2

庵 功雄 監修 岩田一成・森篤嗣 編

大好評の地域日本語教室向けテキスト『にほんごこれだけ!』の続巻。外国人参加者が、おしゃべりを楽しみながら、基本文型が身につく画期的なテキスト。

日本語/日本語教育研究

日本語/日本語教育研究[2]2011

日本語/日本語教育研究会 編

2009年に設立された日本語/日本語教育研究会の研究会誌第2号。

好評

進学を目指す人のための 教科につなげる学習語彙6000語(日中対訳)

樋口万喜子・古屋恵子・頼田敦子 編 中学・高校生の日本語支援を考える会 著

教科学習に必要な語彙を収録した語彙集。すべての例文に中国語訳が付いているため、母語を利用して文脈の中で意味と機能を確認しながら、教科学習につながる語彙を習得できる。

日本語教育学の新潮流

グローバリゼーションと日本語教育政策 : アイデンティティとユニバーサリティの相克から公共性への収斂

嘉数勝美 著

多言語・多文化化する日本社会の中で、日本語教育政策は、どのような思想・哲学に基づき、何を志向していくべきなのか。「グローバリゼーション」、「ユニバーサリティ」「アイデンティティ」「公共性」などをキーワードに、その答えを提示する。

好評

日本語教育でつくる社会:私たちの見取り図

日本語教育政策マスタープラン研究会 著

日本で生活する外国人や日本語を母語としない人たちが、日本社会の一員として社会参加するためには、日本語教育が必要である。すべての人が「自己実現」できる、本当の「多文化共生社会」をつくるために、「日本語教育にできること」を提案する。