思考と言語の実践活動へ: 日本語教育における表現活動の意義と可能性
西口光一 編
「表現活動」という観点から、ポスト・コミュニカティブ・アプローチの方法論を模索する、意欲的な論文集。気鋭の研究者たちが、多様な現場における実践を通して表現活動の理論を提示する。
西口光一 編
「表現活動」という観点から、ポスト・コミュニカティブ・アプローチの方法論を模索する、意欲的な論文集。気鋭の研究者たちが、多様な現場における実践を通して表現活動の理論を提示する。
岡本智美・松浦みゆき・角田亮子 著
中級レベルの157の文法項目に関する165の活動のアイデアがつまった本。学習者が、楽しく、無理なく文法の練習ができるヒントが満載です。
嶋田和子 著
なかなか「声」が届きにくい、地域に暮らす “外国にルーツを持つ女性たち”に焦点を当てた一冊。長年の交流の中で筆者に届けられた「声」からは、多様な背景を持つ女性たちが様々な苦労を乗り越え、地域社会の一員となって活躍していく姿が浮かび上がります。
福永由佳 著
在日外国人コミュニティにおいては、どのようにことばが使用され、学習されているのか。本書では、日本人家族を含む在日パキスタン人コミュニティに焦点を当て、その問いに量的・質的の両面からアプローチする。
野田尚史 編
日本語学習者は日本語を読むときに、どのような点を難しいと感じているのか、また、わからない部分をどう推測しているのか。日本語学習者の読解研究で扱うべき研究課題とその分析方法を具体的に示した、今後の研究の道標となる1冊。
白春花 著
主要部後置型言語における関係節の全体的曖昧性構文の処理について調査した、心理言語学の研究論文。日本語、中国語、トルコ語、モンゴル語の母語話者の文処理を比較した上で、日本語を第二言語および第三言語として学ぶ者の文処理について調べている。
石黒圭・烏日哲 編集 井伊菜穂子・鎌田美千子・胡芸(艺)群・胡方方・田佳月・黄均鈞・布施悠子・村岡貴子
日本語学習者は、日本語による論文の書き方をどのように学んでいくのか。本書は、協働学習のひとつであるピア・レスポンスの授業に焦点をあて、その習得過程を明らかにしたものである。日本語教師のみならず、論文・レポートの執筆指導に携わるすべての人に有益な好著。
イマ×ココ編集委員会 編
『イマ×ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に創刊されました。
近藤彩・金孝卿・池田玲子 著
日本語会話の表現や文型に着目するのではなく、仕事の現場で必要とされる能力(問題発見解決能力や課題達成能力、異文化調整能力)の育成を可能にする目指したテキスト。現実に起きた事例(ケース)の解決策を、学習者同士で議論しながら導き出していく。
日本語/日本語教育研究会 編
2009年に設立された日本語/日本語教育研究会の研究会誌第10号。