日本語表現力と批判的思考力を育むアカデミック・ライティング教育 : 中国の大学の日本語専攻における対話を生かした卒業論文支援を例に
楊 秀娥 著
中国の大学の日本語専攻課程において行った卒論作成の支援活動をもとに、学習者の表現力と思考力を育む卒論支援を考察する実践研究。卒論作成のプロセスの中で学習者がどのような学びを得ているかという観点から、中国における日本語専攻教育への提言を行っている。
楊 秀娥 著
中国の大学の日本語専攻課程において行った卒論作成の支援活動をもとに、学習者の表現力と思考力を育む卒論支援を考察する実践研究。卒論作成のプロセスの中で学習者がどのような学びを得ているかという観点から、中国における日本語専攻教育への提言を行っている。
イマ×ココ編集委員会 編
『イマ×ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に創刊されました。
中井好男 著
中国人日本語学習者の学習動機の形成プロセスを修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)によって理論化する。また、教師が再履修者をどう捉えているかについても分析。両者を通し、日本語教師や日本語学校のあり方を考える。
村上吉文 著
人気ブログ「むらログ」の村上吉文先生が、SNS などインターネットを活用した外国語独学法「冒険者メソッド」を伝授します。独学で外国語をマスターしたい人はもちろん、ネットを授業に活用したい語学教師も必読の1 冊です。
佐藤慎司・高見智子・神吉宇一・熊谷由理 編
言語教育を「スキル重視の語学トレーニング」としてのみではなく、 社会とのつながりを考慮した「教育」という観点から捉え直す。学習者の学ぶ「内容」を基盤にした「内容重視の言語教育」に「クリティカル」な理念を取り込むことで、内容重視の批判的言語教育という新しいアプローチを提言する。2015年に刊行された話題書の新装版。
日本語/日本語教育研究会 編
2009年に設立された日本語/日本語教育研究会の研究会誌第9号。
石黒圭 編著 胡方方・志賀玲子・田中啓行・布施悠子・楊秀娥 著
編著者が行ったピア・ラーニングの授業を多角的に分析し、どのような点がうまくいったのか、そして、どのような点がうまくいかなかったのかを詳らかにする。ピア・ラーニングの有効性だけでなく、その短所をも明らかにすることで、よりよい授業を組み立てる指針を示す良書。
石黒圭 著
筆者が、長年、留学生へ日本語を教える中で気づかされた、外国人(日本語学習者)をとおして見える「豊かな日本語」の数々。本書は、「外国語」として日本語を見ることで「言葉の感度」を高め、さまざまな角度から言葉の「なぜ」に迫っていく。
細川英雄・三代純平 編
本書は、「実践研究」とは何か、「実践研究」とはどうあるべきかという根本的な問いを追究するものである。改めて「実践研究」を問い直した理論編と、その議論を共有しつつ、それぞれの実践研究をもとに執筆された実践編の二部から成る。 2014年に刊行された良書が装いを新たに再版。
松岡洋子・足立祐子 編
「ことばができればすべては解決するのか?」という疑問を手がかりとして、アジア、欧州の移民に対する言語教育政策、現場での実践を紹介。これまでの外国人政策と日本語教育を批判的に振り返りつつ、日本社会のあるべき姿を模索する。