日本語教育でつくる社会:私たちの見取り図
日本語教育政策マスタープラン研究会 著
日本で生活する外国人や日本語を母語としない人たちが、日本社会の一員として社会参加するためには、日本語教育が必要である。すべての人が「自己実現」できる、本当の「多文化共生社会」をつくるために、「日本語教育にできること」を提案する。
日本語教育政策マスタープラン研究会 著
日本で生活する外国人や日本語を母語としない人たちが、日本社会の一員として社会参加するためには、日本語教育が必要である。すべての人が「自己実現」できる、本当の「多文化共生社会」をつくるために、「日本語教育にできること」を提案する。
トムソン木下千尋・牧野成一 編
外国語教育の新しい潮流である「内容重視の言語教育(CBI: Content-based instruction)」の日本語教育における可能性と課題を明らかした論文集。
太田裕子 著
日本語教師の「実践」の背景にある「意味づけの総体」を、ライフストーリー分析により明らかにしていく。多文化主義を標榜するオーストラリアにおける言語教育政策の課題を浮き彫りにした意欲的な論考である。
日本語/日本語教育研究会 編
2009年に設立された日本語/日本語教育研究会の研究会誌第1号。
トムソン木下千尋 編
教師中心、教師主体を離れ、「学習者の植民地化」を乗り越えてこそ、学習者1人ひとりの自己実現を支援できる「学習者主体の日本語教育」が実現する。オーストラリアの大学における11の教育実践を「学習者主体」の観点から検討した好著。
田中慎也・木村哲也・宮崎里司 編
多様な他者を受け入れる「移民の時代」を迎えるにあたって、求められる言語政策・言語教育とは何か。研究者と企業・NPO・NGOといった外国人支援の現場で活動する専門家が議論を展開。言語政策、言語教育政策の最前線における課題と向き合う。
川上郁雄・石井恵理子・池上摩希子・齋藤ひろみ・野山広 編
多様な背景をもつ「移動する子どもたち」への教育を整備することが、喫緊の課題となっている。JSL教育の最前線でこの課題に取り組んできた編者たちが、ESL教育の理論と実践、異領域の専門家との対話を通して、新たな「ことばの教育」の理念と方法を模索する。