日本語教育学研究

学習者主体の日本語教育 : オーストラリアの実践研究


シリーズ日本語教育学研究 1
書名学習者主体の日本語教育
オーストラリアの実践研究
編著者トムソン木下千尋 編
定価3,960円(税込)
ISBN978-4-904595-03-9
発行日2009年7月8日刊行
その他A5判 上製 266頁

紹介文

本書は、オーストラリアにおける大学での日本語教育の実践研究を集めたものである。教師中心、教師主体を離れ、「学習者の植民地化」を乗り越えてこそ、学習者1人ひとりの自己実現を支援できる「学習者主体の日本語教育」が実現する。11の実践を「学習者主体」の視点から検討し、そこから見えてきた日本語教育のあるべき姿が示される。

2009年度、豪日交流基金サー・ニール・カリー奨学金受賞作。

目次

はじめに

第1部 学習者主体を目指すオーストラリアの日本語教育
 第1章オーストラリアの日本語教育―その社会的背景と理論的背景 トムソン木下千尋

第2部 初級コースにおける学習者主体の実践―学習者の主体性を生かす学習環境の設定
 第2章「せんぱいがきます!」―異レベル協働の成果 トムソン木下千尋 舛見蘇弘美
 第3章初級コースにおけるアクティブラーニングの実践―インターアクションテストの考察 トムソン木下千尋 福井なぎさ 島崎薫

第3部 中級コースにおける学習者主体の実践―オーストラリアの人的リソースの活用
 第4章地域社会の日本語話者の支援参加による中級学習者向けプロジェクト 井村多恵子
 第5章「働く日本人の集い」の批判的考察 トムソン木下千尋 岡本和枝
 第6章 傍目八目―先輩は日本語接触場面でどのようにインターアクション管理をしているか 舛見蘇弘美

第4部 コンピューターの利用における学習者主体の実践
 第7章オンライン日本語作文プロジェクトによる自己表現力の育成 中根育子 得丸智子
 第8章実社会への架け橋―初級者に対するSNSを利用した日本語教育 セーラ・パスフィルド–ネオフィツ 諸伏麻里 ロビン・スペンス–ブラウン

第5部 日本の文化を学習者主体で学ぶ実践
 第9章上級コースにおける演劇の活用―現代口語演劇理論の応用と実践 橋本友見子
 第10章歌詞分析で知る日本―J-POPのコースより 飯田純子

第6部 研究分野を生かした日本語授業の中の学習者主体の実践
 第11章将来に生かすビジネス日本語 岡本和枝
 第12章「ディスコース分析」を日本語学習に生かす―教師の研究分野を活用した教育 飯田純子 福井なぎさ

第7部 実践を振りかえる
 第13章学習者主体の日本語教育の展望と教師の役割 トムソン木下千尋

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