書名 | 現代日本語指示詞の総合的研究 |
編著者 | 堤 良一 著 |
定価 | 3,960円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-17-6 |
発行日 | 2012年2月10日刊行 |
その他 | A5判 上製 256頁 |
紹介文
これまで、日本語の指示詞については、膨大な量の研究が積み重ねられてきた。本書では、金水・田窪(1990)による談話管理理論に基づく研究や、庵(1997)による文脈指示用法に関する研究などの先行研究を詳細に検証した上で、現場指示用法と文脈指示用法を単一かつ単純に説明できる画期的なモデルを構築する。今後の指示詞研究は、本書抜きに語れない。
目次
第1部 記述的考察の部
第1章 本書の目的と構成
第2章 本書における基本的な立場
第3章 文脈指示におけるコ系列指示詞とソ系列指示詞
第4章 ソ系列指示詞と変項:「テキスト的意味」を中心に
第5章 指定指示と代行指示
第6章 テンスを越えて照応する「ソノ/コノ+1項名詞」について
第1部のまとめ
第2部 モデル構築の部
第7章 文脈指示におけるモデル構築
第8章 現場指示のソ系列指示詞
第9章 指示詞モデルからみたア系列指示詞
第10章 文脈指示における指示詞:コ系列指示詞の機能を中心に
第11章 談話中に現れるフィラーアノ(ー)・ソノ(ー)の使い分けについて
第2部のまとめ
第12章 本研究のまとめ
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