Q&A

よくある質問 Q&A

『考える漢字語彙 超級編』についての質問

Q

同じシリーズである「上級編」と「超級編」の違いについて教えてください。

A 

「上級編」と「超級編」は、「コロケーション」に焦点を当てているという点では共通していますが、「上級編」はドリル的に進めていく形になっています。一方、「超級編」は、生教材を使うことや、場面で考えることにこだわっており、学習者同士でディスカッションをする協働学習も取り入れています。著者が異なっていることもあり、同じシリーズではありますが、各課の進め方、学習の仕方に異なる点があることをご承知おきください。考える漢字の会には、「超級編」の著者である藤田が関わっております。「超級編」特有の漢字の学び方、および、それに賛同する方々の漢字指導、漢字学習に関するご意見を中心に、語り合い、議論していきたいと考えています。


Q

授業毎にテストは行っていないのか。

A 

毎回、授業の最初に、前回勉強した課の小テストをしています。小テストには、定期テスト同様、「覚えましょう」の意味のところの漢字語彙の読みの問題も出します。そこの点数が取れていなければ、「定期考査でも同じところから問題が出るよ」「量が多いから、まとめて勉強するのは難しいと思うよ」と学生に話します。


Q

生教材の使い方、授業でのやり方を教えてください。

生教材の扱い方やそこにかける時間はどうされていますか。

A  

いろいろな生教材があり、各課で扱いが異なります。もともとは、こんなに勉強したのだから、実際に使われている文も読ませてあげたいというご褒美的な意味合いで作られました。

 私のクラスでは、1コマ(90分)で1課を進めますが、「やってみよう!」にある生教材は、時間が余れば行い、時間がなければ行わないことにしています(但し、10課を除く)。「やってみよう!」は、予習してこなくていいと最初に学生には話していますし、テストの範囲にも含めません。そこは一緒に遊ぶ場所だと話し、「できればそこまで行って、一緒に遊びたいよね?」「そこが一番おもしろいんだけど、時間が足りなくなったらやりません」と伝えています。

 ここ数年、私のクラスでは、学生のレベルが高くなったこともあって、「発展問題」の前まで(「やってみよう!」の生教材のところまで)授業時間内に勉強できていますが、時間に余裕があればでいいと思います。無理に全部を終わらせる必要はありません。


Q

初級や中級を出版するご予定はありますか?

A

藤田が作っているわけではありませんが、「考える漢字の会」をきっかけにカイ日本語スクールさん、大妻女子大学の中尾桂子先生のところなどで初級・中級の「考える」教材の開発が試みられているようです。いずれは「考える漢字の会」からできた教材が出版されたらいいですね!

イベントにする質問

Q

他の課についての話も聞きたかった。


A

イベントでは、さまざまな課を扱います。毎回、違った課の話をしますので、よろしければ、またご参加ください。