言語教育実践

現場(イマ×ココ)の実践を記す・実践を伝える・実践から学ぶ

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基本的な考え方

本会誌は、日本語教育を中心に言語教育に関わる実践を、記し、伝え、そして学ぶために、皆さんの実践を共有する場を提供することを目指します。国内外で日本語/言語を学ぶ人々への教育・支援の現場、その実践の担い手を養成・育成する教育・研修の現場で行われている実践について、広く語り合います。皆さんが実践について振り返り、それを記録し、そして他者に伝え、ともに学ぶ過程を分かち合い、それを資源として蓄える場として、この媒体を位置づけたいと思います。

「実践を記し・伝え・学ぶ」ために、本誌では次の3つを基本姿勢とします。

     教育・支援の「現場」での発見から出発する

     具体的な事象を、文脈とともに記録し、振り返る

     現場を生きる人の力となる方法で伝える

本誌に掲載された実践が、他の現場で、それぞれのかたちで発展していくことを期待しています。

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実践の表現のし方(記事のタイプ)

実践のためのツール紹介

  教材や教具、活動案などを紹介する(2ページ程度、写真・図表等を含む)

   「なにを どのように活用するか/行うか」

実践紹介

  実践を具体的に描く(5ページ程度、写真・図表等を含む)

   「いつ、だれが、どこで、なにを、どのように教え・支え/学んだか

実践報告

  実践現場の特徴を示し、実践を具体的に描き、その結果について整理する

 (15ページ以内、写真・図表等を含む)

   「どのような問題があり、どのような条件で」

   「いつ、だれが、どこで、なにを、どのように教え・支え/学んだか」

   「それによって、問題はどう解決されたか/されなかったか」

実践研究

実践の現場を社会的な文脈とともに描き、実践の方法とその意味を確認するための方法を明示し、実践の成果をもとに、その実践がどのような意味をもったかを考察して、それが他の現場にとってどのような示唆になり得るのかを提示する。(15ページ以内、写真・図表等を含む)

「現場の実践課題は、社会的文脈においてどのように位置づけられているか」

「どのような問題があり、どのような条件で」

「いつ、だれが、どこで、なにを、どのように教え・支え/学んだか」

「それによって、問題はどう解決されたか/されなかったか」

「成果から、どのような「知」が生まれたか」

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