日本語教育学という学問領域における研究成果のアーカイブ化を志向するシリーズ。知見を共有することで、研究を深化・発展させ、日本語教師をはじめとする専門家、学習者へ還元されることを願って。
日本語教育学という学問領域における研究成果のアーカイブ化を志向するシリーズ。知見を共有することで、研究を深化・発展させ、日本語教師をはじめとする専門家、学習者へ還元されることを願って。
細川英雄 編著
日本の言語教育に強烈なインパクトを与え続ける著者が、前著『「ことばの市民」になる』から10年の歩みをまとめた集大成。
大学日本語教員養成課程研究協議会 編
2021年に30周年を迎えた大養協。その30年の歩みを振り返りつつ、大学における日本語教員養成課程の現状と課題、そして、今後の展望を示す。大学・大学院の日本語教員養成全体を俯瞰できる1冊。
西口光一 編
「表現活動」という観点から、ポスト・コミュニカティブ・アプローチの方法論を模索する、意欲的な論文集。気鋭の研究者たちが、多様な現場における実践を通して表現活動の理論を提示する。
野田尚史 編
日本語学習者は日本語を読むときに、どのような点を難しいと感じているのか、また、わからない部分をどう推測しているのか。日本語学習者の読解研究で扱うべき研究課題とその分析方法を具体的に示した、今後の研究の道標となる1冊。
佐藤慎司・高見智子・神吉宇一・熊谷由理 編
言語教育を「スキル重視の語学トレーニング」としてのみではなく、 社会とのつながりを考慮した「教育」という観点から捉え直す。学習者の学ぶ「内容」を基盤にした「内容重視の言語教育」に「クリティカル」な理念を取り込むことで、内容重視の批判的言語教育という新しいアプローチを提言する。2015年に刊行された話題書の新装版。
細川英雄・三代純平 編
本書は、「実践研究」とは何か、「実践研究」とはどうあるべきかという根本的な問いを追究するものである。改めて「実践研究」を問い直した理論編と、その議論を共有しつつ、それぞれの実践研究をもとに執筆された実践編の二部から成る。 2014年に刊行された良書が装いを新たに再版。
村岡英裕 サウクエン・ファン 高民定 編
社会言語学や日本語教育の分野において広範に進められてきた接触場面研究のアーカイブとして役立つよう、幅広い研究の成果を収録。接触場面研究の全体像を概観しつつ、今後の展望を示す。接触場面を研究する者にとって必読の書。
佐藤慎司・高見智子・神吉宇一・熊谷由理 編
言語教育を「スキル重視の語学トレーニング」としてのみではなく、社会とのつながりを考慮した「教育」という観点から捉え直す。その切り口として、学習者の学ぶ「内容」を基盤にした「内容重視の言語教育」に着目し、そこに「クリティカル」な理念を取り込んだ、内容重視の批判的言語教育という新しいアプローチを提言する。
丸山敬介 著
長年日本語教師養成に関わってきた筆者が、実習授業を質的に分析したもの。教室の持つ文脈の多様性と、それに応じた実習生の活動の多様性の中に身を置いてきた筆者による到達点。
細川英雄・三代純平 編
「実践研究」とは何か、「実践研究」とはどうあるべきかという根本的な問いを追究する。改めて「実践研究」を問い直した理論編と、その議論を共有しつつ、それぞれの実践研究をもとに執筆された実践編の二部から成る。