書名 | 一橋日本語教育研究 4号 |
編著者 | 一橋日本語教育研究会 編 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-76-3 |
発行日 | 2016年3月26日刊行 |
その他 | A4判 並製 134頁 |
紹介文
一橋日本語教育研究会の研究会誌。第4号。一橋日本語教育研究会とは、一橋大学大学院言語社会研究科第2部門に所属する現役学生、修了生および、教員を中心とした研究会で、2012年に設立された。日本語教育、日本語学、言語学の論文を中心に収録。レフリー付き、年一回刊行。 今号は、「五味政信先生 前川喜久雄先生 三枝玲子先生 記念号」となっている。
目次
文法性判断の確率論的な扱いに関する覚え書き 前川喜久雄
「か」のモダリティ性 三枝玲子
市職員は「やさしい日本語」をどう評価したか : テキストマイニングによる自由記述回答の内容分析 有田佳代子
CSJを用いた発話速度及び話者の年齢によるdephrasing生起の分析 全美炷
「母語の知識を活かした日本語教育」に関する一考察 : 格枠組み(Case frame)における日英対照を例に 庵功雄
非母語話者は母語話者の「説明」をどのように評価するか : 母語話者の「説明」に対する第三者評価の分析 栁田直美
MBAコースにおける日本語授業の実施 : 一橋ICSを例に 志賀玲子・渋谷実希
タメ、タメニとタメニハ―目的表現の焦点化 徐娟
「ちっとも」と「ぜんぜん」の相違点に間する一考察 : 自己軸と相手軸を立てて 劉時珍
設問のタイプが文章理解に与える影響 : 筆記再生データに見る結果的理解を中心に 山田裕美子
形容詞の福祉的用法に関する補説 : 「うれしい」「楽しい」を例に 永谷直子
話し言葉に現れる2種類の「けど」類の判別 : 日本語話し言葉コーパスの分析を通して 田昊
大学院で学ぶ留学生の研究に対する考え方に関する一考察 : PAC分析による事例研究 胡芸群
日本語学習者のグループ・ディスカッションに見られる合意形成のプロセス : ピア・リーディングの談話データをもとに 胡方方
ビジネス分野における外来語「リスク」に関する一考察 : 企業の年次報告書を分析対象として 佐野彩子
「三つの対話」を用いた読解授業における日本語上級学習者の読み方の意識変容プロセス : 2名の非漢字圏上級学種者を中心に 霍沁宇
ラベル貼り照応の特徴と機能に関する一考察 崔広紅
外国人看護師に接触した日本人看護師の意識変容プロセス : 限定的安心感を中心に 竹山愛
日本語多読に絵本を活用するための試み : 絵本のレベル分けにおいて考慮すべき要素とは何か 渡邊奈緒子
中国人・韓国人日本語学習者の作文に見られる句読点の多寡 岩崎拓也
日本語の笑いのパターン分析 : 談話分析における語用論の方法論を用いて 申彩然
「手」を含む日本語の慣用句の分析 : ペルシア語の「دست/dast/手」との対照を通して ファルザネ・モラデイ
日本語の語彙学習ストラテジー使用および語彙知識と日本語能力との関係 : イラン人学習者を対象に ガラハーニー ファメテ
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