書名 | 言語教育実践 イマ×ココ[No.8] 現場(イマ×ココ)の実践を記す・実践を伝える・実践から学ぶ |
編著者 | イマ×ココ編集委員会 編 |
定価 | 1,320円(税込) |
ISBN | 978-4-86676-029-2 |
発行日 | 2020年12月31日刊行 |
その他 | B5判 並製 144頁 |
紹介文
『イマ×ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ× ココ』は生まれました。
本号はその第8号です。今号の特集は、コロナ禍に向き合う教育実践です。巻頭のAgoraは春原憲一郎氏がご執筆。さらに3つのカテゴリー(実践紹介、実践報告、実践研究)への投稿原稿とコラムを掲載しています。
目次
第8号刊行にあたって/金田智子
【特集】
コロナ禍に向き合う教育実践──その新たな可能性と課題
Agora
めんどうくさい身体/春原憲一郎
オンラインでのピア・ラーニング「ケース学習」の実践
──仲間への信頼と話し合える場づくりの可能性/大島いずみ
日本語学習サイト「つながるひろがるにほんごでのくらし」
──「生活者としての外国人」に対するICT を活用した日本語学習コンテンツ開発/北村祐人
予習動画を使った遠隔授業──チームでの教材作成の報告/白岩麻奈・髙木愛子
並木第一小学校オンライン国際教室──子どもたちの学びの継続を目指して/横溝亮
〈実践紹介〉
日本語学校の学生と日本人大学生の活動「にほんごではなそ」
──ディスカッションを通じた新たな学びへ/市村さくら・岡﨑碧・伊藤花苗・國延聡海・富田遙夏
カードゲーム「カタルタ」と絵本を使った創作活動
──日本語の教室でクリエイティブ・ラーニングを実現するためのアイディア/小松麻美
〈実践報告〉
「考える」教師を育てる──汎米日本語教師合同研修会の試み/片山恵
東日本大震災の被災地での日米の大学生による国際共修プロジェクト
──被災地に暮らす人々の魅力を発信するHumans of Minamisanriku/島崎薫・プレフューメ裕子・渡部留美
ベトナム人教師による生徒と共に学ぶファシリテーターへの挑戦
──教師支援の視点からの「にほんご人フォーラム2019(ベトナム)」生徒プログラムの実践報告/中尾菜穂
参加者が体験から学ぶノンネイティブ日本語教師研修の試み
──にほんご人フォーラム2019 教師プログラムの実践報告/黒田朋斎
地域日本語教室と大学の日本語教師養成課程の連携による交流会の実践
──多文化共生社会を目指して/杉本香・樋口尊子
ケース学習を取り入れた「国際ビジネス日本語」クラスの実践
──歩み寄りを引き出すコミュニケーションの実現を目指して/宮谷敦美
〈実践研究〉
日本語読解リテラシー教育の実践──台湾における高等教育機関の中級学習者を対象に/封靜宜
初級日本語教室でのペア/グループタスクにおけるインターアクションのパターン
──ペア/グループワークが学習に寄与するものとなるために/御舘久里恵
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