書名 | 外国語学習の実践コミュニティ 参加する学びを作るしかけ |
編著者 | トムソン木下千尋 編 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-93-0 |
発行日 | 2017年7月31日刊行 |
その他 | A5判 並製 336頁 |
紹介文
本書は、外国語を使う「目的」「仲間」「場」が存在する「実践コミュニティ」がいかに外国語教育に効果的かを示している。オーストラリアやニュージランドにおける外国語教育の活動を紹介し、多様な「実践コミュニティ」の姿をさまざまな角度から検討する。日本語教育、英語教育といった外国語教育に携わる教師にぜひ読んほしい。
目次
第1部
理論編 : 学びの共同体とは?
第1章
外国語学習というチャレンジと実践コミュニティ
トムソン木下千尋
第2章
「実践コミュニティ」とは?: 実践コミュニティの理論
島崎薫・トムソン木下千尋
第2部
実践編1 : UNSWにおける実践
第3章
ニューサウスウェールズ大学という教育現場
トムソン木下千尋
第4章
最初の日本語コース
福井なぎさ
第5章
実践コミュニティの視点で内省する初級後半レベルの
スピーチプロジェクト
飯田純子
第6章
漢字学習の実践コミュニティ?
岡本和枝・トムソン木下千尋
第7章
Wikispacesのコミュニティ :「食べログ・プロジェクト[1]」
トムソン木下千尋
第8章
中級後半コースの内と外での実践コミュニティの構築
橋本友見子
第9章
異レベル間をつなげる「実践」: 先輩セッションの改善
福井なぎさ・橋本友見子
第10章
大講堂における講義は実践コミュニティになれるか?
トムソン木下千尋
第11章
実践コミュニティとしての大学院生の勉強会における参加の拡張について
トムソン木下千尋・サリー チャン
第3部
実践編2 : 小、中、高、大学をつなぐ実践
第12章
親子の学びをつなぐ実践コミュニティ :
ハイスクールにおける保護者を対象とした日本語コースのプロジェクトを通して
大川裕司
第13章
小学校と中等学校のコミュニティ : ビクトリア州の日本語教育
奥村真司
第14章
ハイスクールと大学の日本語の教室をつなぐコミュニティ
大川裕司・平塚昭子
第15章
高大連携イベントが生み出す実践コミュニティ
荻野雅由・レイチェル ペイン
第4部
実践コミュニティの可能性
第16章
外国語学習の実践コミュニティの可能性
トムソン木下千尋
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