書名 | 言語教育実践 イマ×ココ[No.4] 現場(イマ×ココ)の実践を記す・実践を伝える・実践から学ぶ |
編著者 | イマ×ココ編集委員会 編 |
定価 | 1,320円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-85-5 |
発行日 | 2016年10月31日刊行 |
その他 | B5判 並製 130頁 |
紹介文
『イマ×ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ× ココ』は生まれました。
本号はその第4号です。巻頭のAgoraには、奥田純子氏、宇佐美洋氏、吉峰晃一朗氏による座談会を収録。さらに4つのカテゴリー(実践のアイディア・リソース、実践紹介、実践報告、実践研究)への投稿原稿とコラムを掲載しています。
次号の第4号でも、広く原稿を募っています。日本語教育だけでなく、英語教育、国語教育など、言語教育実践者の皆さんから多くの投稿があることを、心から願っています。締切は2017年5月8日。詳細は、「イマ×ココ」HPをご覧ください。
目次
第4号刊行にあたって 齋藤ひろみ
Agora 〈座談会〉
「日本語教師が実践を語り・伝える場」をつくる : 実践を公表することを通じた成長
語り手 : 奥田純子 宇佐美洋 吉峰晃一朗 進行 : 金田智子
実践のアイディア・リソース
No.01
サイコロゲームによる読み活動 : 国語科の題材を読む必然性を生み出す 村上真由美
実践紹介
No.01
中国の大学日本語教育における教具「フリップ」を活かした教室活動 菅田陽平・駒澤千鶴
No.02
多読×ビブリオバトル 小島祐子
No.03
海外短期語学研修に日本語教育に関するプログラムを組み入れる 服部明子
No.04
ある日本語指導が必要な生徒の心のケアにつながる逸脱行動への指導 : 母語による自己省察を促す活動の試み 潘寧
No.05
外国につながる高校生に対するキャリア支援の試み : 大学・高校と連携したイベント活動から 藤倉遥
実践報告
No.01
「一まいの写真から」:小学5年生を対象とした作文授業実践 : フォトランゲージ手法を用いたアクティブ・ラーニング 川上里沙・藤川美穂
No.02
LGBTに焦点化した日本語教育 : 性をめぐる連続授業の一環として 萩原秀樹
No.03
EPA候補者に対する介護の専門日本語教育 : CBIモデルに基づく授業実践の報告を通して 神村初美
No.04
留学生と小学生の交流活動 : 表層的な文化紹介を乗り越えることを目指した試み 米本和弘
No.05
学科改善プロジェクト : 身の回りの環境を変えるために日本語を駆使する 若井誠二
実践研究
No.01
再話活動のデータを用いた読解素材の分析 : 読解授業の改善に向けて 小河原義朗・木谷直之
Column
音声教育の実践からも考えられること : 時間、かかるよね。でも、いろんなことがつながるよね。 河野俊之
「実践の共有」を軸にした研修 : 日本語指導を担当する教員を対象にした場合 菅原雅枝
出来事の「言語化」に現れる伝え手の視線 : 実践の何をどのように描くのか 齋藤ひろみ
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