書名 | 一橋日本語教育研究 2号 |
編著者 | 一橋日本語教育研究会 編 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-42-8 |
発行日 | 2014年2月15日刊行 |
その他 | A4判 並製 136頁 |
紹介文
ボーダレス化する世界、多言語・多文化化する日本社会の中で、日本語教育政策は、どのような思想・哲学に基づき、何を志向していくべきなのか? 本書は、日本語教育を、グローバリゼーションという文脈に置いて、「ユニバーサリティ」「アイデンティティ」「公共性」などをキーワードに読み解きながら、その答えを提示する。長年、国際交流基金に勤務し、日本語教育政策の現場に関わってきた著者による、経験と研究の集大成。一橋日本語教育研究会の研究会誌。第2号。一橋日本語教育研究会とは、一橋大学大学院言語社会研究科第2部門に所属する現役学生、修了生および、教員を中心とした研究会で、2012年に設立された。日本語教育、日本語学、言語学の論文を中心に収録。レフリー付き、年一回刊行。
目次
「やさしい日本語」研究の現状と今後の課題 庵 功雄
外国人生徒と日本人生徒の背景知識の違い : 国語教科書の文章理解に関する背景知識を例に 志村ゆかり
「骨折する」と「骨を折る」「骨が折れる」について 張 志剛
教科「日本語」と日本語教育との接面 : 連携の可能性を探るために 有田 佳代子
小学校の日本語指導担当教員が持つビリーフに関する研究 古川 敦子
手順テクストにあらわれる時間関係と条件関係の接続形式 宮部 真由美
「てみる」と「(よ)うとする」 : 「ル形」の言い切りの形における接近と異なりに着目して 永谷 直子
日本語複合動詞の韓国語化 : 20世紀前後に韓国で発行された新聞を中心に 金 芝媛
「四拍子論」を活用した日本語リズムの客観的分析 鈴木 智之
日本語のスピーチレベルシフト実例分析 : ドラマスクリプトを用いて ユン・ドングン
近代以降の日本と中国における漢字の移り変わり 呉 ヨウエイ
色彩語彙に関する比喩的表現のイメージの考察 : 中国語と日本語の基本色を中心に 郭 シン然
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