シリーズ | 日本語教育学研究 2 |
書名 | 日本語教育と日本研究の連携 内容重視型外国語教育に向けて |
編著者 | トムソン木下千尋・牧野成一 編 |
定価 | 3,960円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-09-1 |
発行日 | 2010年10月8日刊行 |
その他 | A5判 上製 212頁 |
紹介文
外国語教育の新しい潮流である「内容重視の言語教育(CBI: Content-based instruction)」の日本語教育における可能性と課題を明らかした論文集。世界の日本語教育の現状を踏まえ、内容重視型日本語教育の実践、日本研究と連携する上での課題を共有する。
2009年7月にオーストラリアで開催された国際日本語教育研究大会のメインパネルで、各国を代表する日本語教育と日本学の研究者が「日本語教育と日本研究の連携」について議論した。本書は、その議論をもとに執筆されている。
日本語教育研究に新たな視座を提示する1 冊。
目次
第1章 世界の日本語教育(トムソン木下千尋・牧野成一)
第2章 オーストラリアの大学における日本語教育および日本研究の現状と限界(ヴェラ・マッキー)
第3章 日本研究の多様性:香港における日本研究(マギー梁安玉)
第4章 日本研究と日本語教育の連携:Assimilation(同化)からExploration(探求)へ、アメリカからの提案(當作靖彦)
第5章 地域研究という枠組みの中での連携:英国高等教育において(穴井宰子)
第6章 「+α」の時代を迎える日本語教育:台湾の現場から(邱栄金)
第7章 日本関連の国際法指導における言語:法律研究と日本語教育は連携可能か(ケント・アンダーソン)
第8章 日本語教育と日本語研究の新しい関係を目指して(野田尚史)
第9章 オーストラリアの大学における日本語と日本研究の連携:リサーチの貢献(ヘレン・マリオット)
第10章 連携のむずかしさ:韓国における連携のジレンマを他山の石に(李徳奉)
第11章 「日本語教育」と「日本研究」の連携の将来(トムソン木下千尋)
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