書名 | 言語教育実践 イマ×ココ[No.9] 現場(イマ×ココ)の実践を記す・実践を伝える・実践から学ぶ |
編著者 | イマ×ココ編集委員会 編 |
定価 | 1,320円(税込) |
ISBN | 978-4-86676-038-4 |
発行日 | 2021年12月31日刊行 |
その他 | B5判 並製 108頁 |
紹介文
『イマ×ココ』は、言語教育における実践の共有をめざす雑誌(年刊)です。現場の実践を丸ごと記し・伝えること、それを共有し、それぞれの眼差しで意味づけることで、実践をより豊かで多様なものに変えていくことができる、という信念の下に『イマ× ココ』は生まれました。
本号はその第9号です。今号の特集は、コロナ禍における身体性の再発見です。巻頭のAgoraでは心理学者の茂呂雄二氏へのインタビューと、齋藤ひろみ氏、金田智子氏、河野俊之氏の原稿を収録。さらに3つのカテゴリー(実践のアイディア・リソース、実践紹介、実践報告)への投稿原稿とコラムを掲載しています。
目次
第9号刊行にあたって/金田智子
【特集】
コロナ禍における身体性の再発見
Agora 1
パフォーマンス心理学と日本語教育
──コロナ禍の中で見直す言葉の教育/語り手:茂呂雄二 聞き手:金田智子・河野俊之・齋藤ひろみ・浜田麻里
Agora 2-1
時空を超える身体性
──ことばとともに経験を共有し創造を生み出す/齋藤ひろみ
Agora 2-2
「手書き」についての迷い/金田智子
Agora 2-3
今の自分とは異なる人物に成る実践/河野俊之
〈実践アイディア・リソース〉
POAによるビジネス日本語教育の実践
──学習動機を高め、言語運用能力を伸ばすために/田鴻儒
遠隔授業を受ける学生のための「場」づくり
──SpatialChatを使ったクラス親睦会の試み/瀬戸彩子
〈実践紹介〉
既習項目復習のための娯楽性を備えた日本語映像教材の開発
──留学生・日本語母語話者学生・教師の協働実践/宿利由希子・小柴裕子・住田哲郎
テキストの解釈の違いを生んだ経験を話し合う活動
──中上級学習者を対象とした読解の実践から/内山喜代成
自身にとっての日本語学習の意味を考える
──「わたしと日本語」をテーマに卒業文集を作る実践を通して/上原龍彦
〈実践報告〉
伝統芸能「紙切り」を題材にした異なる4つの実践
──オンラインでの体験的な学びに焦点を当てて/米本和弘・濵田典子・高井美穂・水野亜紀子・加村彩・長谷川優子・葛西順子・北川利彦
オランダの大学における内容重視の日本語コースの試み
──言語教師とコンテント教師の協働を通して/鴛海芙美
学生同士がオーセンティックに学び合う日本語短期集中プログラムを目指して
──日本の新旧ポップカルチャーをメインテーマに/黒田史彦・大森優
教育観を語り合う場としてのオンライン授業の試み
──海外日本語教師研修におけることわざに関する日本語授業/長坂水晶・生田守
つくって学ぶ就労者に対するコースデザイン
──オンラインによる「就労者に対する日本語教師初任者研修」の実践から/平山智之 ・徳増紀子・浅見惠子
〈コラム〉
ぼやきを宝にかえる/小河原義朗
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