シリーズ | 日本語教育学研究 8 |
書名 | 日本語学習者の読解過程 |
編著者 | 野田尚史 編 |
定価 | 3,960円(税込) |
ISBN | 978-4-86676-021-6 |
発行日 | 2020年3月31日刊行 |
その他 | A5判 上製 284頁 |
紹介文
日本語学習者は日本語を読むときに、どのような点を難しいと感じているのか、また、わからない部分をどう推測しているのか。本書では、中国語母語話者などの「漢字系学習者」とそれ以外の「非漢字系学習者」の場合に分けて、これらの点に迫る。
また、辞書使用の実態、読解過程の縦断的研究、ピア・リーディング、書くための読解などをテーマとする論文を収録。日本語学習者の読解研究で扱うべき研究課題とその分析方法を具体的に示した、今後の研究の道標となる1冊。
目次
第1部 日本学習者の読解過程研究とは
第1章 日本語学習者の読解過程の研究方法と研究課題 野田尚史
第2部 日本語学習者の読解困難点
第2章 非漢字系初級学習者の読解困難点 中島晶子
第3章 非漢字系中級学習者の読解困難点 向井裕樹
第4章 非漢字系上級学習者の読解困難点 守時なぎさ
第5章 漢字系上級学習者の読解困難点 邵 艶紅
第3部 日本語学習者の動的な読解過程
第6章 非漢字系上級学習者の動的な読解過程 甲田直美
第7章 漢字系中級学習者の動的な読解過程 田川麻央
第8章 漢字系上級学習者の動的な読解過程 藤原未雪
第4部 日本語学習者の読解過程の諸相
第9章 日本語学習者の読解過程における辞書使用 クリスティナ・フメリャク寒川
第10章 日本語学習者の読解過程の縦断的研究 桑原陽子
第5部 日本語学習者の多様な読解活動
第11章 協働作業として行う日本語学習者の読解 舘岡洋子
第12章 授業活動として行う日本語学習者の読解 石黒 圭
第13章 論文執筆を目的とした日本語学習者の読解 村岡貴子
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