書名 | どうすれば協働学習がうまくいくか 失敗から学ぶピア・リーディング授業の科学 |
編著者 | 石黒圭 編著 胡方方・志賀玲子・田中啓行・布施悠子・楊秀娥 著 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | 978-4-86676-005-6 |
発行日 | 2018年6月9日刊行 |
その他 | A5判 並製 260頁 |
紹介文
多くの教育現場で実施されているピア・ラーニング。しかし、この教育法は、他の教育法と同じように万能ではなく、実際にやってみるとなかなかうまくいかないことが多い。本書は、編著者が行った実際の授業を多角的に分析し、どのような点がうまくいったのか、そして、どのような点がうまくいかなかったのかを詳らかにする。ピア・ラーニングの有効性だけでなく、その短所をも明らかにすることで、よりよい授業を組み立てる指針を示す良書。
お詫びと訂正
初版第1刷において、誤りがございました。謹んでお詫び申し上げます。訂正表を作成しておりますので、ご参照ください。
目次
第1章
ピア・リーディング授業の概要 :
何を指針に授業を組み立てるか
石黒 圭
第2章
テキストの選定と課題の設定 :
読解の課題はどのように作ればいいのか
田中啓行
第3章
グループの編成 :
グループはどんな学習者を組み合わせるのがよいのか
志賀玲子
第4章
「深く・正確に読む」段階の話し合い :
参加者はどのように合意を形成するのか
胡 方方
第5章
「批判的・創造的に読む」段階の話し合い :
学習者の批判的思考はどのように活性化しているのか
楊秀娥
第6章
司会役の役割 :
司会役はグループ・ディスカッションにどこまで貢献できるのか
胡 方方・石黒 圭
第7章
教師の介入 :
学習者主体の授業に教師はどこまでどのように介入すべきなのか
布施悠子
第8章
学習者の授業評価 :
学習者の声によってどのような授業改善が可能になるのか
布施悠子
第9章
ピア・リーディングの実践 :
授業にあたってどんな準備と工夫が必要か
胡 方方
第10章
ピア・リーディング授業の考え方 :
ピア・ラーニングにおける対話とは何か
石黒 圭
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