
| シリーズ | 日本語教育学の新潮流 12 | 
| 書名 | 接触場面における母語話者のコミュニケーション方略 情報やりとり方略の学習に着目して  | 
| 編著者 | 栁田直美 著 | 
| 定価 | 3,960円(税込) | 
| ISBN | 978-4-904595-58-9 | 
| 発行日 | 2015年2月28日刊行 | 
| その他 | A5判 上製 224頁 | 
紹介文
母語話者と非母語話者のコミュニケーション場面は、「接触場面」と呼ばれ、さまざまな言語的調節が行われる。これまでも「接触場面」に関する研究は行われてきたが、多くは非母語話者の日本語習得に主眼が置かれたものであった。本書は、母語話者側の言語的調節に焦点を当て、その実態を明らかにしたものである。さらに、非母語話者との情報やりとりに使用される母語話者の言語的調節の学習モデルを構築し、母語話者に対する非母語話者とのコミュニケーション支援のあり方を提示している。