シリーズ | シリーズ 多文化・多言語主義の現在 4 |
書名 | 「開かれた日本」の構想 移民受け入れと社会統合 |
編著者 | 北脇保之 編 |
定価 | 2,640円(税込) |
ISBN | 978-4-904595-15-2 |
発行日 | 2011年12月1刊行 |
その他 | 四六判 上製 288頁 |
紹介文
同化主義の陥穽に陥ることなく社会統合を行うことは可能なのか? 人口減少とグローバル化の中、日本が「国を開く」上で、国・政府レベルでのビジョンの不在が問われている。地方自治(北脇保之)・経済(井上洋)・法律(関聡介)・教育(山西優二)・日本語教育(野山広)・労働(ウラノ エジソン)・福祉(山口幸夫)・地域(渡戸一郎)の現場で、「多文化共生」の旗印の下に行われてきた、さまざまな実践を踏まえ、「開かれた日本」の在り方を模索する。巻頭に、中川正春氏(文部科学大臣)を交えた座談会を収録。
目次
まえがき 北脇保之
〈座談会〉
日本の将来像を描く–多様性を前提とした社会統合に向けて
北脇保之(東京外国語大学[当時]―司会)
中川正春(民主党衆議院議員)
井上洋(日本経済団体連合会)
ウラノ・エジソン(筑波大学)
渡戸一郎(明星大学)
〈本論〉
一章 「開かれた日本」と新しい社会統合のかたち
北脇保之
二章 ひとつになる世界経済:
人口減少、国際競争激化の下での外国人の受け入れと活用
井上洋
三章 日本社会の多文化/多国籍化と人権擁護法制
関聡介
四章 多文化社会にみる教育課題:
「文化力の形成」と「教育を地域に開く」
山西優二
五章 地域日本語教育の展開と複言語・複文化主義
野山広
六章 経済危機が示した「限界」と「機会」:
ブラジル人移住者の移住過程の再考
ウラノ・エジソン
七章 多文化と福祉:
ダイバーシティソーシャルワーク
山口幸夫
八章 多文化社会におけるシティズンシップとコミュニティ
渡戸一郎
あとがき 渡戸一郎
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